溜まりに溜まった就職準備生はどうなる?
就職プラットフォームのジョブコリアが、国内企業567社の人事担当者を対象に今年の
大学新卒者採用計画を調査した結果、67.7%が「採用計画がある」と答えた。
この内大企業では90%以上が新卒者採用を計画しているという。
調査全体では、採用計画がある=67.7%、ない=16.4%、未定=15.9%となった。
採用方式は新卒者を対象に随時採用=50%、公開採用=27.3%、常時採用=22.7%。
[毎日経済/朝鮮語/2022.1.14から抜粋]
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韓国の就職氷河期も終りが見えてきたのでしょうか?
必要とされるのは専門知識を持った優秀な理工系の人材だと思うので、その他大勢が
正規職にありつけるとは限りません。
随時採用というのは、企業の都合で採用試験や入社時期が決定。
公開採用というのは、日本の一般的な新卒者採用方式とほぼ同義。
常時採用というのは、年中ウェルカムだけどエリート以外はお呼びじゃない方式。
つーか最後のは新卒者とか特に関係無くね?
韓国の新卒者は随時採用が主流で、企業からの採用情報も(特定の)大学にのみ公開
される場合が多いため、現役学生であることは大きなアドバンテージとなります。
自主留年者が異様に多い理由がまさにこれ。
ちなみにサブタイトルの就職準備生というのは、日本で言う就職浪人のこと。
※統計によっては自主留年者も含まれる。
資格を取るため専門校に通ってみたり、就職試験に向け図書館通いをする人達です。
2017年には73.5万人を記録し社会問題となりましたが、今はもっと多いのかな?
似たような境遇で公務員試験準備生というのもいますよ。
記事では採用人数が不明なので、どれだけの新卒者が笑顔になれるのかは謎ですね。
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