対潜水艦能力を強化した最新鋭戦闘艦
1,500t級護衛艦と1,000t級哨戒艦の交代として進められている新型護衛艦建造計画の
2,800t級のこの艦は5インチ砲・艦対艦誘導弾・艦対地誘導弾などを備え、さらには
国産対潜水艦長距離魚雷「赤鮫」も装備している。
ガスタービンと電気モーターのハイブリッド推進システムで水中放射雑音を減らし、
潜水艦探知能力を向上させている。
なお「浦項」という名前が艦艇に復活するのは12年ぶりのこと。
試験運転と評価試験を経て、2023年に海軍へ引き渡される予定だ。
(アイニュース24/朝鮮語/2021.9.8)
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大邸級フリゲートの6番艦だと思われます。
ただ5番艦「大田」が今年5月に大宇造船海洋で進水式を行っているので、建造速度が
やたらと速い気がするけど・・・そんなものなのかな?
「赤鮫」というのはK-アスロックと呼ばれている飛翔ブースター付きの魚雷ですね。
これや各種ミサイルを発射するために16セルの国産VLSを装備。
沿岸防衛用としては相当ヘビーな武装でしょうか。
CODLOG方式ハイブリッド推進システムを搭載していますが、電動モーター(低速)
からガスタービン(高速)へ切り替えるのに標準でおよそ5分(当初は7分強)かかり、
緊急時でも2分強かかるそうです。
北朝鮮の艦艇や潜水艦と最前線で対峙する艦なのに不安はないんでしょうかね?
先行同型艦もこのハイブリッド推進システムで何度か不具合起こしているので、
電気モーターは極力使用しない運用になっているかもしれません。
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