打倒TSMC.....米国新工場で世界初の超格差技術導入なるか
米国テキサス州で新たに建設予定の半導体工場で、最先端の3nmプロセスが導入される
可能性が高いと外信が伝えた。
現在3nmチップを量産している企業は無い。
サムスンとTSMCは来年の量産に向けて「初」のタイトルを争っている。
ただし一部の外信によれば、TSMCはインテルやアップル向け3nmチップの試作生産を
開始しており、来年下半期には量産に入る見通しだという。
サムスン電子も同じく来年下半期の3nmチップ量産を目指している。
建設候補地のタイラー市は、新工場に対する税制優遇案などを全会一致で可決した。
これによると、納付した固定資産税が30年間に渡り大幅に還付される。
最初の10年間は92.5%、次の10年間は90%、その次の10年間は85%が戻される。
サムスン電子側は600万k㎡以上※おそらく単位の誤りの工場と1,800人分の正規雇用を
履行しなければならない。
これが契約されると2022年1月に着工され、2024年には工場が完全稼働する予定だ。
(毎日経済/朝鮮語/2021.9.13)
--------------------------------------------------------------------------------------------------
韓国メディアはここ最近、やたらと「超格差」というフレーズを用いたがります。
半導体でも超格差、造船でも超格差、バッテリーでも超格差、ついでにワクチンの委託
生産でも超格差・・・・・いや、凄いですね(笑)
国民の興味と自尊心に訴えるには便利な言葉なのですよ。
今回も世界初の超格差技術導入と謳っていますが、TSMCが既に3nmチップのサンプル
出荷を始めているなら、それはもう世界初じゃないんじゃねーの?とか思ったり。
まぁサムスン電子も、Synopsys製装置を用いた3nmシリコンチップの試作に成功したと
報道されていますけどね。
「世界初の超格差技術導入」が何を指すのかは、私にはよく分かりません。
サムスン電子も来年末までに量産開始予定ということは、当初は既存工場にラインを
用意して3nmチップを製造するのかな?
新しい工場の着工が早くて来年1月ですから全く間に合いませんし。
コメントにて記事の感想などをお聞かせ下さい!