ちなみに20日は民主労総100万人ゼネストの日だ!
21日に「宇宙7大強国」の夢を乗せて、完全国産技術ロケット「ヌリ号」が飛び立つ。
米国や日本などの同盟国にさえ技術移転や協力を拒否されてから20年間、国内技術陣の
血と汗で独自に開発されたのだ。
中でもロケットエンジンと推進剤タンクとペイロードフェアリングの3大核心技術は、
日本や中国でさえも他の国から技術導入してやっと完成したほどの源泉技術であり、
それを韓国は自力で確保することに成功している。
ヌリ号に「韓国型発射体」と名札がつく理由だ。
ロシアの協力を得て打ち上げた「ナロ号」で国産ロケットエンジン開発に弾みがつくと
思っていたが、現実にはそうはならなかった。
結局は韓国だけで独自に開発する方向へ舵がきられる。
しかし地面にヘディングすることは容易ではない。
特にロケット用ターボポンプは自動車や航空機の物とは次元が異なる上、経験や知識を
持った技術者も国内にはいなかった。
米国やロシアの専門書を漁り、ついには海外の博物館に展示されていた
1段目のロケットエンジンを探し出してその技術を身に着けることに
成功したのだ。
5年間に渡る研究、試験場の整備、30t級エンジンの燃焼試験、75t級エンジンの燃焼試験
などを経て、今年のヌリ号発射へと漕ぎ着けたのである。
(・・・・・以下「世界最高の溶接技術を持つ韓国の推進剤タンク開発」「ペイロード
フェアリングの独自開発」へと続くのだが、自画自賛だけなので省略)
ヌリ号打ち上げでの最後の難関は、3段ロケット各段が正常に分離されるかどうかだ。
ロケットの打ち上げ失敗は、この切り離しに問題が発生した場合が多い。
特に新規ロケット開発の初期で起こりやすい事故だ。
ヌリ号は打ち上げ127秒後に1段目を切り離し、274秒後に2段目を切り離す。
ここが最大の注目点となるだろう。
もし無事に打ち上げが成功したなら、韓国は75t級液体燃料エンジンを開発した世界で
7番目の国と記録される。
ナロ号は0.1tの衛星を打ち上げたに過ぎないが、ヌリ号は1.5tもの衛星を高度600kmから
800km上空へ打ち上げ可能となり、民間の宇宙事業参画への足掛かりにもなるだろう。
(京郷新聞/朝鮮語/2021.10.5 アジア経済新聞/2021.10.3 その他から引用)
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「地面にヘディング」というのはサッカー由来の韓国の造語で、本来は滑稽な行為を
揶揄する否定的な意味合いで用いられるのですが、近年は「知識も経験もない状態から
何かを成し遂げる」という肯定的な意味合いで使われることが多いようです。
20日に民主労総大規模ゼネスト予告、21日にヌリ号打ち上げ予定と、特大イベントが
連続しますよ。
雨天延期とならないよう、ちゃんとお祈りしておきますね _ノ乙(、ン、)_キタイヲウラギルナヨ‥
あーそれと、日本は韓国の同盟国じゃねーから。
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