モノレールが転落
統営市の観光用モノレールが脱線・転落した。
消防本部はヘリ4機を投入し負傷者を移送。
この事故で男性7人と女性1人が骨折などの怪我を負っている。
開通から6ヶ月経った昨年6月にはレールの変形が確認されており、その後1ヶ月以上
運行が中断されていたが、異常が見つかった区間のレールを交換して運転再開。
検査装置を用いた検証などは無かったという。
全国食堂巡りで荒稼ぎ
出された食べ物で歯が折れたと主張して、全国100店あまりの自営業レストランから
お金を脅し取った35歳の男が警察に逮捕された。
被害に遭った某食堂が、同業者が集うオンラインコミュニティで相談を投稿。
すると同様の被害を受けたという自営業者が次々現れたため、警察へ申告した。
被害総額は約5,000万ウォンに達するという。
逮捕された男は以前にも同様の犯行を犯して服役し、今年5月に出所していた。
私設救急車の偽救急隊員
救急車には必ず医療スタッフや緊急救助士が同乗しなければならない。
しかし某私設救急車運営業者が、無資格者に緊急医療行為をさせていたことが発覚。
休職中の緊急救助士の資格を流用して、日常的に成り済まし行為が横行していた。
業者側は取材に対し「出ていきなさい、人権侵害だ」などと憤慨し、また該当事実を
強く否定。
管轄する自治体は調査を開始し、違法行為があれば業務停止処分を課すという。
閣僚の息子の特恵入院疑惑
企画財政部(財務省)長官である洪楠基の息子がソウル大病院へ特恵入院したという
疑惑が持ち上がっている中で、国務総理(首相)の金富謙が援護射撃に出た。
「誰しも子供が入院する事態になれば心苦しいだろう」
「キム・ヨンナン法(請託禁止法)に抵触するかは調べてみないと分からない」
「文在寅政権の閣僚を叩くのが流行になっているのではないか?」
・・・などと述べている。
洪楠基の息子は太腿の痛みを訴えソウル大病院の救急室に運ばれたが、緊急の状態では
無いと診断され、数日後に別の病院へ移っている。
ソウル大病院はコロナ19患者治療に集中するため、緊急患者を除き一般の診察や入院を
受け付けていない。
洪楠基が懇意としているソウル大病院の医院長に電話し、息子の入院で便宜を受けたと
いう疑惑が持たれていた。
息子は同病院の特別室で2泊3日の入院をしている。
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1つめは市が観光用に作った小型モノレールが転落したというお話し。
開通して半年後にはもうレールの変形が発生しているので、基本的に全てが間違って
いるんじゃないかと思いますがね。
韓国でモノレールと言えば、仁川の月尾銀河レールが有名ですよ。
ボルト締めもしていない杜撰な支柱工事や車両の不具合で2度白紙化され、3度目の
計画でようやく営業に漕ぎ着けたというアレ。
ちなみに3本レールの上を平均速度15km/h未満の電動車両がノロノロ走るようです。
まぁこちらも観光用の遊覧路線だからそれでいいのかもしれませんが。
モノレールだったのは最初の計画だけでした。
2つめは歯が折れたというお話し。
歯が折れると日常の食生活に支障をきたすので大変です。
100回くらい折れて更に同じ前科があるというんですから、何本歯が生えているのか
気になって夜も眠れません。
3つめは何かと問題になる私設救急車のお話し。
芸能人や受験生の特急タクシーとしても人気ですよ。
コロナ禍では引っ張りだこ状態でしょうから、もしかすると以前より利用料金が
値上がっているかもしれませんね。
今回の件では添乗者が無資格なので、酸素吸入程度の処置しか出来なかった模様。
4つめは政治家の息子さんがソウル大病院のスイートルームに宿泊したというお話し。
不祥事起こした政治家が大病院の特別室に緊急入院するのは日本でもよく見られる
光景なんですが、何せ今は時期が時期ですからね。
都市部の病室がコロナ19の入院待ちで溢れている状況で、さすがにこれはマズい。
内部リークで発覚したんでしょうか?
医院長は洪楠基の息子が入院していた事実さえ知らなかったと主張。
ところが、ソウル大病院の医療スタッフが「医院長から指示があった」と暴露。
その後に洪楠基は電話した事実を認めるものの、入院請託はしていないとのこと。
そんな話を誰が信じるのかってなりますが、強引に押し通すしかないんでしょうね。
つい先日に企画財政部長官になったばかりですから、ここで非を認めて辞任すれば
文在寅にも与党にも大打撃必死ですよ。
記事中に出てくるキム・ヨンナン法というのは、発案者の名が通称になっています。
あらゆる種類の公務員・学校関係者・病院関係者・マスコミ関係者・政治家・そして
それらの家族が、第三者から過度な接待やプレゼントを受け取ることを禁止する法。
この法が施行されてからは該当者による会食が無くなり、高級レストランだけでなく
その辺の食堂まで打撃を受けたと言われています。
またこれを密告する制度が存在し、事実が確認されると報奨金がもらえますよ。
一時期は密告の方法を指南する専門セミナーが乱立しましたが、今やすっかり下火に
なっていることでしょう。
探偵7つ道具みたいなのを暴利で売りつけるのが、セミナー主催側の目的ですから。
今回は直接金品の授受があった訳ではありませんので「調べてみないと分からない」
といった返答になるんでしょうね。
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