監修は暴君ゴードン・ラムゼイ
英国3つ星シェフの名を冠したハンバーガーショップが、来年1月にソウルへ上陸する。
米ロサンゼルスに1号店を、英ロンドンに2号店を開いたのに続き、韓国が3番目だ。
代表メニューとなるヘルスキッチンバーガーは31,000ウォン。
米国や英国の同メニューと比べて遥かに高い。
これに対してショップ側は「原材料価格が明らかに異なるためであり、単純比較をする
のは間違いだ」と説明している。
外食産業関係者は「国内でもハンバーガーの高級化戦略を掲げた企業が事業拡大に成功
しており、今後はさらに需要が大きくなるだろう」と予想した。
[京郷新聞/朝鮮語/2021.12.16から超抜粋]
ハンバーガーよりチキンに目を向けろ
ゴードン・ラムゼイのハンバーガー価格が議論を呼んでいる。
そんな中フードコラムニストの黄教益は、フェイスブック上で「先ずは我々の目の前に
置かれたチキンについて激怒すべきではないか」と問いかけた。
彼は話題のハンバーガーに対して「韓国人にだけパガジを被せるようだ」としながら、
「その冷徹な視線と精神で、皆さんの前に置かれているチキンを見なさい」と話す。
続けて「目の前にあるのは鶏か? それはヒヨコだ!」「世界中どの国もそんな小さな
鶏は食べない」と指摘した。
[世界日報/朝鮮語/2021.12.10から抜粋]
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1つめは、スタッフへの暴虐ぶりで有名なゴードン・ラムゼイ氏のハンバーガー店が、
このたび韓国ソウルにオープンするというお話し。
その代表メニューの価格が米国店の1.5倍だと騒がれています。
まぁしばらくは、物珍しさとSNSでの認証ショット需要で繁盛するでしょう。
YouTuberとか、店内で騒々しくすると追い出されるかもしれませんよ。
2つめは、何にでも首を突っ込みたがる鶏芸人の黄教益が、ハンバーガーを巡る議論に
噛み付いてきたというお話し。
本人が3kgチキンの店を開いて市民にその味と価格を納得してもらうとかしなければ、
未来永劫決着がつきそうにありません。
「それは私のビジネスではない」とか言って拒んでいますけどね。
韓国ネチズンからもすっかり嫌われ者となっています。
記事に出てくる「パガシを被せる」というのは、いわゆるボッタクリ価格という意味で
使われる言葉。
パガシは瓢箪から作られた器のこと。
華僑が持ち込んだ表現とされ、パガシを使ったギャンブルに由来するんだとか。
日本人観光客が韓国タクシーに乗って、法外な料金を請求された場合もパガシ。
違法な意味合いを含んで使われることが多いそうです。
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