まずパクる、そして起源を主張する。
歌手兼画家のソルビ(37)が"2021年バルセロナ国際芸術賞"大賞を受賞し、作家としての
力量を認められた。
しかしこのアートフェアについて、一部の画家が「参加費だけ出せば受賞候補として
登録してくれる小規模な展示会」などと主張し受賞の意義を縮小。
更には、日本作家の作品を盗作したという疑惑まで提起している。
これに対して受賞作品をソルビと共同制作した造形作家の崔さんは、YouTubeに反論
動画を公開し不快感を顕にした。
※超クソ長いので残り8割ほど省略。
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芸能人が美術家とコラボした作品をどこぞの国際芸術祭に出展し、大賞を受賞して
注目を浴びたことから始まります。
マスコミのインタビューでも「国格を高めた」と自画自賛だったらしい。
※国格という言葉は韓国固有の表現ですが、漢字での意味は何となく通じると思います。
まずバルセロナ国際芸術祭についてですが、日本語版Wikiには出てきません。
検索して分かったことは、バルセロナの芸術家でモンカーダさんという人が仲間と共に
2015年から始めた芸術祭らしいということ。
なので本来は"モンカーダ国際芸術祭"と呼ばれるようです。
崔さんは「今年で10回目なので権威ある賞だ」と主張していますよ。
盗作疑惑が持たれているのは、この崔さんが担当した部分。
日本の現代美術家である塩田千春さんの作品のコピーだと指摘されています。
崔さんの反論は次の通り。
自分が糸を使って作品を作り始めたのは2009年からであり、2011年からは欧州各国の
美術展へ出品・展示もしていた。
塩田さんの作品が世界的に認められたのは2015年のヴェネチア国際美術展からであり、
しかも自分と塩田さんでは制作技法が異なる。
・・・という理屈で、盗作ではないと主張しています。
Wikiによると塩田さんは20世紀末の学生時代から既に糸を使った作品を手掛けており、
2000年からは本格的に芸術家として活動を開始。
欧州(ドイツ)を拠点に世界各地で個展を開き、国際展にも多数出品。
塩田千春作品を見たい方はここをクリック。
崔さんも同じく欧州で学んできた造形美術家です。
なので塩田作品を知らないはずは無いと思うのですが・・・・・どうなんでしょう。
崔さん曰く、塩田作品を初めて見たのは2015年のヴェネチア国際美術展なんだとか。
更に当時のことを「国が支援してくれるから大きな作品を作ることができる」などと、
皮肉めいた口調で語っています。
※ヴェネチア国際美術展では日本代表として出品したことを指している模様。
騒動が大きくなるとソルビ側は、盗作疑惑を投げかける人達へ「法的対処に出る」と
宣言しました。
この言葉を受けて問題提起した側(今のところ画家2名?)は「受けて立つ」と一歩も
引かない様子。
その内に韓国メディアが塩田さんの所へ「盗作についてどう思うか」と押しかけるかも
しれませんよ。
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