そもそもが選挙で野党を蹴落とすための組織だろ
先日取り上げた高位公職者犯罪捜査処(高捜処)の違法捜査疑惑ですが、これから更に
話が盛り上がって来そうな気配ですよ。
野党側にとっては、おそらく最後のボーナスステージ。
与党側にとっては、手足を切り落としてでも逃げ切る必要があるゴール前トラップ。
違法な照会は政治家だと野党議員に集中しており、現時点で判明している数は39人とも
79人とも言われていて、まだ情報が錯綜している状況。
特に尹錫悦と彼の奥さんに関する通信記録の照会は回数が多いんだとか。
また野党議員だけではなく、マスコミ関係者も多数が照会対象となっています。
朝鮮日報所属の記者だけでも判明しているだけで22人。
3大メディア(東亜・中央・朝鮮)は集中的に狙われたのでしょうね。
更には軍関係者・法曹関係者・大学教授などにも及んでいる凄まじさ。
場合によっては通話・メッセージ・発着信記録をも入手。
中には政闘と無関係な事案も含まれますが微々たるもの。
文在寅と与党に反目する勢力を狙い撃ちにして来たのは隠しようも無い事実。
そもそもこの高捜処というのは、こと捜査や立件に関しては素人の集まりなのです。
(高捜処の次長が2021年に自らの発言でそう認めている)
他の行政・司法機関からの独立を謳ってはいますが、実際は法務部配下にあるような
組織で、法務部庁舎内に同居していますよ。
しかも捜査と起訴の両方を行います。※内部で明確に分けているから問題無いとの主張。
職権乱用を防ぐためとして検察から捜査権を奪って骨抜きにし、その分警察に強大な
権限を与えたのが文在寅の検察改革だったんですがね。
そして今の警察は文在寅と与党の操り人形。
やってることは毛沢東の反右派闘争のミニチュア版。
これを見て歓喜するムンパ(文在寅を心酔する連中)は紅衛兵みたいなもの。
欧州の左派政権などとはまた別物です。
共に民主党は早速会見を行い「検察は昨年200万件弱、警察も600万件弱の通信照会を
しているのに対して、高捜処はたったの135件に過ぎない」と強弁。
李在明に至っては「法令に基づく行為であって捜査ではない」とか言ってます。
つーか高捜処は独立機関なのに何で与党が弁護するの?
今回の騒動が高捜処で止まるのか、法務部長官まで及ぶのか、はたまた青瓦台に巣食う
誰かさんまで飛び火するのか見ものです。
[朝鮮日報/朝鮮語/2021.12.30など超多数]
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