投票日まで残り2ヶ月
"国民の力"と"国民の党"が野党候補一本化を図る場合、適任度と競争力の点で安哲秀が
有利という世論調査の結果が出た。
適任度では安哲秀43.5%vs尹錫悦32.7%、競争力では安哲秀43.3%vs尹錫悦35.8%。
いずれも安哲秀が誤差範囲(6.2%)外の優勢を記録している。
候補の一本化に関して、安哲秀への支持は特に20代30代で多かった。
安哲秀を野党単一候補と想定した条件下の質問では、支持率は李在明を7.9%上回った。
当条件下では尹錫悦支持層の62.2%、政権交代支持層の65.2%、国民の力支持層の
65.8%が安哲秀を支持すると回答している。
一方、国民の力内部分裂の原因は誰にあるかという質問には、尹錫悦と答えた人が
52.6%で最も多く、次いで党首の李俊錫が25.5%と続いた。
今回の世論調査では、野党による政権交代を望むと答えた人は50.3%と過半数を超え、
与党による政権維持を望むと答えた人は36.5%に留まっている。
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国民の力と国民の党は大統領選挙に向け野合を模索したものの、結局はお流れ。
かつて安哲秀は「国民の力が候補選出を諦めて俺を単一候補に担ぎ上げれば、必ずや
李在明に勝利する」とふれ回っていました。
奇しくも国民の力の自壊でそれが現実となる・・・・・のでしょうか?
尹錫悦が候補を辞退する(=政界から身を引く)のであれば可能かもしれません。
その場合は李俊錫も連座で党首の座を追われると思います。
選挙で負ければ党首を降りなければならないと言ってますし、尹錫悦が去って彼が
党首のままでは収まりがつくはずもありません。
もしそうなったとしても、安哲秀を野党統一候補として認めるかどうかは別問題。
洪準杓にもワンチャン残っているのでは?(笑)
党首さんは「候補を変更することは物理的に不可能」と言っていますがね。
まぁ個人的には、このままの状況で突っ走り投票日を迎えると思うのです。
政権交代を望む声が多いという一点に希望を見出すほかありません。
与野党とも悪材料は出尽くしたでしょうから、あとは尹錫悦と李俊錫の折り合いで
お家騒動が落ち着くかどうか・・・。
尹錫悦という未調教の競走馬に跨った国民の力は、制御できずに落馬寸前。
最終コーナーに差し掛かって李在明の5馬身リード、最後尾から安哲秀が不気味に差を
詰めてきているといった状況。
何にしろ、このままでは李在明の棚ボタ的な勝利が濃厚なのですよ。
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