特赦に合わせて出版
朴槿恵元大統領の獄中書簡集「懐かしさは誰にでも生じるものではない」が出版後
1週間で突風を巻き起こしている。※タイトルは正直意味不明だが本を読めば分かるらしい。
特赦執行の前日に出版されたこの本は、各集計でダントツの週間1位を記録。
販売当日に売り切れ続出で書店には予約が殺到し、出版社は増刷に追われている。
当初は朴槿恵の名前を騙ったニセモノだという噂も出回っていた。
朴槿恵が収監された4年9ヶ月の間に受け取った約8万通の手紙の中から129通を選出し、
これに本人の返信を加えて、側近の弁護士が時系列順に纏めた本。
※もちろん8万通全てに返信を書いていた訳ではない。
第1章「2017年~空が崩れた年」
第2章「2018年~終わりのない待機」
第3章「2019年~希望が見えた」
第4章「2020年~そしてまだ・・・」
序文には「多くの失望を与えたにも関わらず、温かい愛が込められた手紙を送ってくだ
さる国民の皆様がいてくれたおかげで耐えることが出来ました」と書かれている。
ある手紙への返信では、「真実は後の歴史の法廷で明らかにされる」と綴られていた。
[新東亜(東亜日報系列)/朝鮮語/2022.1.7から抜粋]
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朴槿恵が獄中でやり取りした手紙の中から、これはというものを編纂して出版。
定価は15,000ウォン(実売価格は13,000ウォン前後)となります。
売り上げから出版にかかる各費用を除いた分の全てが、朴槿恵の手に渡るんだとか。
特に60代以上には絶大な人気のようで。
政界の感心は、投票日を60日後に控えて朴槿恵が何かしらのメッセージを出す可能性に
ついてなのですが、インタビューを受けた側近弁護士は肯定も否定もしませんでした。
かつては選挙の女王と呼ばれた人ですからね。
保守層の、特に高齢者に対する影響は無視できない模様。
今回の本とは関係ありませんが、「グッバイ李在明」という著書も人気赤丸上昇中。
李在明にまつわる数々の疑惑を纏めた本で、著者はどこぞの弁護士さん。
現在この本に関しては共に民主党が出版差し止めの仮処分申請をしており、裁判所の
判断待ちとのことです。
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