クッポンに酔って隠される真実
昨年末に書店で挑発的なタイトルの書籍を手に取った。
ソウル大臨床薬理学の李教授など、15名の共著による「K-防疫はない」という本。
政府の娯楽施設防疫対策・防疫の政治化・過度な国家介入・人権とプライバシー侵害・
産業界によるK-防疫評価・自営業者支援対策など、様々な観点からK-防疫の闇を暴く。
共同著者に名を連ねる日本関西外大の張教授は、寄稿した論文の中で韓日双方の防疫を
比較分析した。
・J-防疫が失敗しK-防疫が成功したと見るのは難しい。
・K-防疫が民主主義国家の標準モデルだと主張するのも無理がある。
・他の主要民主国家が選んだ防疫は、K-防疫の退治戦略よりJ-防疫の緩和戦略に近い。
日本政府がコロナ19の死者数を操作しているという陰謀論を、まるで事実であるかの
ように受け入れているのが韓国の現状だ。
そんな中、張教授の論文は真実を探るコンパスの役目を果たす。
(以下、本人への糞長いインタビューへと続くので割愛)
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クッポン(グクポン)というのは、"国"と”ヒロポン”を掛け合わせた造語。
愛国心に酔いしれ、盲目的に自国を賛美する連中を蔑む場合によく使われます。
「愛国酒を飲む」という表現もありますが、これもクッポンと同じ意味ですね。
日本語だと「ネトウヨ」がニュアンス的に最も近いかな?
記事中の張教授(英語名:Booseung Chang)は、国際政治学が専門のようで。
母国語の他にも英語と日本語は専門知識レベルでの会話が可能、中国語も日常会話程度
ならOKというマルチリンガルなお方。
元々は韓国の外交官ですよ。
米国の超難関ジョンズ・ホプキンズ大で博士号を取り、韓国の外交部(外務省)で
15年ほど務めたものの早期退職して学者に転向。
その後は米国スタンフォード大などを経て関西外大に招かれたという経歴の持ち主。
外交部在任時代は政府の対北朝鮮政策に深く関わっており、特に核問題対策チームに
居たことから、安保関連の論文が多いようです。
まぁ文在寅の北朝鮮愛には、言いたいことが山ほどありそうな人ですね。
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