「今日だけでも入れてくれ!」
デパートや大型マートにも防疫パスが適用された10日、あちこちで顧客からの不便と
不満の声が相次いだ。
A店では2ヶ所ある出入り口を1ヶ所に制限し、1人の従業員が全ての来店客の防疫パスを
確認していたが、すぐに人の流れが滞り、もう1人パス確認スタッフを追加した。
従業員の1人は「防疫パスと入店チェックの違いを理解できないお客様がが多かった」
「若者よりも年配者の来店が多いので今後も心配だ」などと話す。
年配者の中には防疫パス導入の事実を知らない方も多い。
スマートフォンを持っていなかったり、QRコード認証方法が解らない人もいる。
一部のお年寄りは入店するのに10分以上もかかるという。
ある70代の女性は「家でQRコードの練習をしてきたが、店に来たらアプリの接続が
できなくて慌てた」と語った。
対応スタッフと顧客との言い争いも絶えない。
ワクチン未接種の客が「今日だけ入れてもらうことはできないのか」と詰め寄るが、
店側としては防疫指針に従って帰ってもらうしかなかった。
B店の職員は「朝から顧客センターへ抗議電話が殺到し、いくら説明しても納得せずに
怒り出す客が多かった」と訴える。
今や、防疫パス義務化に対する市民の不満は各所で噴出。
防疫パスを拒絶し、オンラインショッピングで済まそうという声も浮上。
「防疫パスが無くて不便を被っても、3次接種は受けないだろう」という人もいた。
[毎日新聞(日本のアレとは無関係)/朝鮮語/2022.1.10]
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防疫パス導入でのトラブルは、何も韓国に限った話ではありませんよね。
先行した欧州などでは連日の大規模デモにまで発展しています。
スマホを忘れたり紛失したりすると、もうどこにも入れない状況。
QRコードを含んだ防疫パスの偽造も続出。
ただ韓国の場合は防疫パスが無くても、都市部に住んでいる限りは何とかなるのかな?
食料品から日用雑貨まで、バイク便のライダーさんがすぐ配達してくれますから。
そういうのに慣れていない高齢者の方々は、防疫パスが無いと超不便な状況に。
まぁ日本も同じような状況に追い込まれないよう願うしかありません。
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