有名デザイナーとのコラボ戦略
ユニクロが4日に発売した「ユニクロU2022春夏コレクション」が、販売開始とともに
主要商品が売り切れるなど人気を集めている。
該当商品を販売する店舗の前には、開店前から列に並ぶ人が増加。
NO JAPAN不買運動の余波で韓国店舗閉鎖戦略を選んだユニクロが、コラボ商品を打ち
出して再起を模索する格好だ。
オンライン公式モールでもユニクロUコレクションの販売を開始したが、一部商品は
早々に品切れとなっている。
"ユニクロU"は、世界的ファッションデザイナーでありユニクロのアーティスティック
ディレクターを務めるクリストフ・ルメールが、毎年発表しているコレクションだ。
ユニクロの著名ブランドコラボマーケティングは今回が初めてではない。
ドイツの「ジルサンダー」、日本の「ホワイトマウンテニアリング」、NYのコンテンポ
ラリーブランド「ティアリー」、英国の「JWアンダーソン」などとコラボ商品を開発。
それらの興行に成功してきた。
2019年に日本製品不買運動の直撃弾を受けたユニクロは、韓国店舗を立て続けに閉鎖。
190ほどもあった店舗は現在130ほどまでに減少している。
しかし店舗数の縮小で管理費用が改善され、昨年会計年度基準で韓国事業は黒字転換に
成功した。
[毎日経済/朝鮮語/2022.2.4から抜粋]
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ユニクロやトヨタや日本製ビールが大打撃というニュースは、NO JAPAN運動の象徴と
して頻繁に韓国メディアを賑わせてきました。
韓国で商売できなくなれば、あたかもメーカーの存続に関わるかのような勢いで。
各社のグローバルな決算状況を見るに、どの程度の影響を及ぼしたのか明らかですが。
そんな記事はネチズンの受けが悪いので滅多に出てきません。
唯一の例外はデサントでしょかね。
過度に韓国市場へ依存する体質を改めず、その後不買運動の煽りをモロに受けて結局は
伊藤忠の子会社となってしまいましたよ。
大株主だった伊藤忠は以前から中国市場へのシフトを訴えていたようですが、創業者で
ある社長と社員は頑として韓国市場に拘ったのです。
まぁ中国大好き伊藤忠も大概ですけど。
スパイ容疑で長年拘束されていた伊藤忠社員が開放されたのは1年前でしたっけ?
一方でABCマートは、不買運動下でも順調に売り上げを伸ばしていた模様。
恐らく日本企業との認識が薄いのと、海外著名ブランド商標権取得による独占販売の
お陰だと思われます。
ビールも販売量が回復してきたなんてニュースもありますが、不買運動以前と比べれば
まだ数割程度ですよ。
何せ一時期は韓国へのビール輸出が"0"になりましたからね。
前年同期や先月との比較はあまり意味を持ちません。
3月に新しい大統領が決まりますが、その結果がどう影響を及ぼすのかも見ものです。
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