キムチ離れが進んでもキムチに対する愛はある
「これからは絶対に中国産キムチは食べない」
中国で裸の男性が塩水に浸かり白菜を漬ける映像が公開された時、一部のネチズンから
溢れ出た言葉だ。
その後もネズミの群れが出没するなど不衛生な生産現場が次々とネット上に公開され、
衝撃はさらに深まった。
騒動から7ヶ月経過したが、いまだに食堂でキムチの産地を必ず確認する人達もいる。
そんな中、YouTubeにアップされた韓国キムチ工場の映像がネチズンらの間で話題だ。
「歴代級衛生！驚くべき韓国の手作りキムチ工場」というタイトルの動画は、9月15日
基準で再生回数が1,730万回を超えている。
この動画には光州の工場でキムチを大量生産する姿が映し出されていて、それぞれの
工程が徹底した衛生管理の元に置かれている状況が視聴者の心を掴んだ。
ネチズンらは「この映像を見ると心身共に安らぐ」とか「韓国最高！」とか「中国産
キムチとは比較にならないほど衛生的」などと賛辞を送っている。
関税庁によると、2021年1～8月までの韓国のキムチ輸出額は前年同期比13.8%増加し、
輸入額は9.7%減少した。
これによりキムチ貿易は12年ぶりに黒字へと転換したが、中国から輸入されるキムチは
まだ毎年28万トンにも達しているという。
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久しぶりに光州絡みの話題。
韓国では中国産キムチ不買運動が活発で、今年は輸入量が大幅に減るかもしれません。
・・・とは言うものの、食堂だと店側の言葉を信じるしかありませんし、小売の場合は
国内で再包装されちゃうと全く見分けがつきませんよね。
そのうち、通りに面したガラス張りの調理場で、自家製キムチの仕込みをアピールする
店とか出てくるかもしれません。
なお、記事中で言及されているのは次の動画です。
韓国のメディアで「歴代級」という表現をやたら目にしますが、これは間違った表現が
そのまま流行語となり定着してしまったのですよ。
2000年頃からネット上で使われ始め、2010年頃にはメディアへも浸透したんだとか。
言葉通りに捉えるなら「これまでと同じレベル」という風な意味になるはずですが、
なぜか「史上最高」の意味で使われだしたんですね。
・・・そんな話はどうでもいいって？（笑）
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