李在明に追い風とかるか?
安哲秀(国民の党)が27日、”野党候補単一化の決裂”を宣言した尹錫悦(国民の力)に
向けて、「責任回避のためにはどんなことでもする信頼できないクズ野郎」と断じた。
※補足:尹錫悦は決裂の宣言と共に、非公開だった交渉内容の一部を明かしている。
国民の党の統括選対本部長は「尹錫悦側の要請で始まった非公開協議なのに、尹錫悦が
自ら内容を暴露した挙句、一方的な主張まで加えている」と激怒。
「秘密の交渉をしようZE!と言っていたのは尹錫悦だが、この期に及んでまた掌返しの
後頭部強打を仕掛けてきた」と非難している。
[イーデイリー/朝鮮語/2022.2.27から抜粋・超意訳]
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野党候補一本化の失敗が確定した訳ですが、非公開のはずだった交渉内容を本日27日に
ユンユンが突如一方的に電撃公開。
どういう思惑なのかは知りませんけど、土壇場に来ての戦術としては悪手じゃね?
3月9日の投票日まで残り僅か、直近の世論調査では李在明に逆転される場面も。
他の報道では、大方の予想通りアンアン辞退の代わりに連立や閣僚ポスト用意の方向で
話が進んでいた模様。
記者からの質問に対して「詳細は明かせられない」と濁していますが、アンアン辞退の
合意については「その通りだ」と認めていますよ。
俺を首相にしろとか、閣僚ポストを複数用意しろとか無茶振りをして決裂したのかな?
今となってはどーでもいいことですが。
そしてこの交渉決裂の原因はアンアン側にあると印象づけるために、非公開だった交渉
内容をあえてぶちまけたんだと思われます。
ただしユンユン側の主張をそのまま鵜呑みにするのも、正直どうなんだって話。
まぁ非公開情報を都合よく歪曲して小出しにするなんてのは韓国あるあるですが。
こういう手法は外交面でも日常的に(日本にだけではなく米国にも)やってますから、
国内なら尚のこと抵抗感は薄いでしょう。
28日が単一化合意のタイムリミットとされていましたが、どうやら投票用紙の印刷が
始まるかららしい。
選挙戦に突入して間もなくウクライナ侵攻が開始されたため、ここ最近は国防関係の
論戦が続けられてきました。
しかしそこにはどうしても日本(日米同盟と日米韓安保協力)が絡むので、保守陣営の
候補には受け答えが辛いはず。
親日派のレッテル貼られると、猛攻撃を食らってHPが大幅に削られますからね。
逆に李在明は市長時代の演説を掘り起こされ、やっぱり反米主義者だと被弾中。
※演説内容を読めば自主国防強化を謳っているだけで、別に反米というほどでも無いのですが。
最後まで誹謗中傷・暴露合戦が止む見込みはありません。
投票日の6日前から世論調査の結果公表ができなくなりますよ。
現在は李在明とユンユンどちらが勝ってもおかしくない状況。
それにしても、どの大統領候補者よりも文在寅の支持率の方が高いというのは異常。
今回の腐臭漂う選挙戦を如実に表しているのです。
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