張保皐-ⅢのBatch-Ⅱ計画が始動
防衛事業庁は大宇造船海洋と3,600t級潜水艦の建造契約を締結した。
同型1番艦の安昌浩はBatch-Ⅰであるが、今回はサイズと重量が増加され、さらには
能力向上型の戦闘システムとソナーが搭載されることによりBatch-Ⅱとなった。
また、通常動力潜水艦の中では世界で2番めにリチウム電池が搭載される予定。
80%が国産化され部品調達などの整備性が上がり、外貨流出を防ぐこともできる。
輸出競争力の強化にもなるという展望だ。
防衛事業庁韓国型潜水艦事業団長は「3,000t級安昌浩の成功に続き、今回のBatch-Ⅱ
事業の順調な推進は、世界トップクラスの韓国の優れた潜水艦建造技術を全世界に
知らしめることになるだろう」と述べた。
現在は設計段階で、2026年までに建造を終える予定である。
(ファイナンシャルニュース/朝鮮語/2021.9.10)
--------------------------------------------------------------------------------------------------
1番艦の安昌浩はSLBMの発射試験も成功したようで、今のところ順調なご様子。
潜水艦が通常弾頭の弾道ミサイルを発射することが戦術的に有効かどうかは疑問。
米軍のように大規模巡航ミサイルキャリアーとして運用するなら別でしょうが。
発射には極めて浅い深度まで浮上しなければならず、敵に発見されるリスクが増大。
まぁ北朝鮮相手なら、たとえ浮上しても発見される可能性は低いのかな。
結局は、将来の核弾頭保有の可能性を見据えての武装と考えるのが普通でしょう。
日本もその内にアジア情勢や日米同盟の変化、それに伴う国防計画の大幅な見直しで
SLBMを開発するなんて日が来るのでしょうかね。
実はF-35Bの配備を決めた時点で、もう変わってきているのかも・・・?
コメントにて記事の感想などをお聞かせ下さい!