フォントの無断利用を探し出せ!
9月初めにソウル江南にオープンしたペットホテル。
営業開始から10日後に、突然法律事務所から内容証明郵便が届く。
店側が宣伝のためブログに掲載した写真に案内板が写っているが、そこに使われている
文字の書体に問題があるというのだ。
法律事務所に連絡すると、看板の一部に書かれている字体は著作権物であり、利用する
にはフォント制作会社に利用料を支払う必要があるという。
ペットホテルの社長は「フォント制作会社から100万ウォンを請求されたがどうしたら
いいのか」と、今回の一件をメディア(SBS)に情報提供してきた。
SBSがフォント制作会社に問い合わせたところ、通常は100万ウォンを超える使用料が
必要だと言い、最近制作されたフォントなら180万ウォンの請求になるという。
ペットホテルの社長は「もし利用料金がかかると知っていれば、最初からそのような
フォントは使わない」と吐露した。
裁判所の判例によると、ペットホテル側に責任を問うのは難しいようだ。
それでもフォント制作会社や依頼を受けている法律事務所などは、和解金を目的として
訴訟を乱発し続けている。
過度な著作権の主張は権利濫用と捉えられ、捜査機関から刑事告訴される場合もあり、
著作権者が必ずしも優位な立場とは限らない。
(SBSニュース/朝鮮語/2021.9.18)
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韓国も弁護士か溢れてますから、飯の種を確保するのは最重要課題なのです。
事務的な手続きがほぼ全てなので楽ですよね。
※日本でもどこかで聞いたような話ですが。
あとはアルバイトでも使って、ネット上の画像をチェックさせるのでしょうか。
自宅で可能な歩合制のアルバイトだったら、主婦や青年層に人気も出そうですよ。
ところで、店側はこのフォントを一体どこで拾ってきたんでしょうかね?
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