Batch-Ⅰの予定数3隻が全て出揃う
2021年9月28日、蔚山現代重工業で建造されていた韓国型3,000t級潜水艦(張保皐-III Batch-Ⅰ)の3番艦「申采浩」が進水式を迎える。
1番艦の「島山安昌浩」や2番艦の「安武」に続き韓国で独自に設計・建造した潜水艦で、
垂直発射管が6機装備されているのが特徴。
1番艦は既にSLBM発射試験に成功しており、世界で7番目のSLBM運用国となった。
今後は試験運用評価期間を経て、2024年に海軍に引き渡され実戦配備される予定。
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他所と記事が被るとは思いますが、軍事ネタは大好きなので即時掲載しました。
同型潜水艦は9隻建造予定で、Batch-ⅠからⅢ(各3隻)までを計画しています。
Batch-Ⅰは3,000t級で垂直発射管は6機装備、動力機関に燃料電池を使ったAIPを搭載。
Batch-Ⅱは3,600t級で垂直発射管は10機装備、動力機関にリチウム電池搭載を予定。
Batch-Ⅲはサイズ・武装等未定、何とか原子炉を搭載したくて仕方のないご様子。
大宇造船海洋と現代重工業がそれぞれ契約し、建造期間はおよそ2年。
今のところ3番艦までは順調に進水式を迎えていますね。
Batch-Ⅱ契約は最近発表されたばかりで、4番艦と5番艦は大宇造船海洋が担当。
今は詳細設計の段階です。
Batch-Ⅲでは海軍側の強い要望で原子炉搭載の噂が絶えません。
つい最近、オーカス絡みでオーストラリアの原潜建造が決まりましたが、だったら韓国
にも技術や許可をくれという期待はさぞ膨らんだことでしょう。
米国側は声明で、今回は例外中の例外で同盟国への供与などは今後絶対に無いと言い
切ってますけどね。
まぁ韓国に可能性があるとしたら、炉心寿命は短いですがフランスの低濃縮ウラン型
原子炉でしょうか。
この話も、もう何年も前から韓国原潜計画に絡んで出ています。
フランスとしてはオーカスで煮え湯を飲まされた意趣返しとばかりに、今なら破格の
条件を出してくるかもしれません。
米国と同盟国の韓国原潜保有にフランスが手を貸してやるってね。
でも、軍需関連で絶対に手を組んではいけないのがフランスなのですよ。
今回の潜水艦契約破棄だって、同情するEU国家とか聞いたことないでしょ?
みんな多かれ少なかれフランスには痛い目に遭ってるので、ざまぁwwwくらいにしか
思ってないのです。
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