業界トップのKyochonがついに値上げ
チキンチェーン業界1位のKyochonが値上げを予告すると、フードコラムニストの
黄教益が「韓国庶民の懐事情には大きすぎる負担」だと指摘した。
「1羽分のフライドチキンが20,000ウォンもする時代になってしまった」
「フランチャイズは個人の店と比べて特別な材料を使っている訳でもないのに高い」
「30年余りの間にフランチャイズ本社だけが儲けて財閥になった」
・・・などと述べている。
[イーデイリー/朝鮮語/2021.11.19から抜粋・意訳]
韓国のフライドチキンに恨みでもあるのかな?
フードコラムニストの黄教益が「韓国の業界で使われる小さな鶏には味が無い」
「食べ物には階級があり、金持ちはチキンを食べない」などと主張した。
これに対し大韓養鶏協会は「極めて個人的な思想で両極化を煽っている」と激怒。
「小さな鶏に味が無いと喚き散らしているが、これは消費者が望むサイズ」
「国内2兆ウォン産業である養鶏農家が彼の発言を注視している」
「最小限の良心があるのなら、生産者と消費者に頭を下げて謝罪せよ」
・・・などと警告している。
[世界日報/朝鮮語/2021.11.23から抜粋・意訳]
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李在明と仲良しらしいK-FOOD評論家の黄教益ですが、あれこれあって公職内定を
辞退してからというもの、言動の過激さに磨きがかかっているようです。
「小さな鶏」とは何なのか。
韓国のフライドチキン業界では使われる鶏が1羽1.5kgに標準化され、メニューなども
1羽分の各部位を纏めたものがポピュラーです。
様々な部位が味わえるし、かつ一番コスパがいいので人気商品ですよ。
もちろん特定部位だけのメニューもありますが、もしかするとそういうのはブラジルや
米国から輸入した鶏肉を使用しているかもしれません。
ちなみに韓国の鶏肉自給率は80%くらいだそうで。
個人経営のチキン屋だと、部位を分けずに1羽丸ごと揚げてそのまま売るのも普通。
頭と内蔵を切り落とされただけのフライドチキンが店頭を飾ります。
中華風なのでしょうか、食欲そそりますね。
なお日本でも、ブロイラーは通常2~3kgに育った段階で出荷となるようです。
それ以上は餌代がかさむということなのでしょう・・・・・。
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